プログラム


第39回関東地区生態学修論発表会プログラム
日時 2019年3月10日(土) 9:50~21:00
場所 首都大学東京 南大沢キャンパス11号館204室(懇親会:8号館イニシアティブスペース)
主催 日本生態学会関東地区会
実行委員 委員長:大竹裕里恵(東大)
委員:神吉隆行(東大) 庄司一貴(首都大) 永田広大(東大)
発表時間 20分(発表15分、質疑応答4分、交代1分)


プログラム冊子はweb版簡易PDFよりダウンロードいただけます.

開場・受付開始(9:20)
開会挨拶 (9:50~10:00)
発表セッション1(10:00~12:00)
1. 志村綱太(首都大) 先駆樹種オオバアサガラの生残や成長に環境要因がおよぼす影響:野外調査と栽培実験による検討
2 . 小林哲 (玉川大) 冷温帯二次林における林床土壌とコナラ実生に対するバイオチャー散布効果
3. 佐藤雄亮 (東大) 自家和合性植物の進化的袋小路における生態的分布拡大はなぜ起こるのか
4. 山田一夫(上智大) 造礁サンゴ群集の生息域における海面水温の変化による形質変化の統計解析および数理モデルによるシミュレーションに関する研究
5. 榎本めぐみ(東大)耳石酸素安定同位体比を用いた東シナ海マアジ稚魚の近底層移行時期の推定
6. 富山嶺 (東大) 宮城県舞根湾におけるマアナゴの活動性にみられた昼夜差に関する研究


昼食休憩(12:00~13:00)

セッション2(13:00~15:00)
7. 西條未来(総研大) コアジサシの集団モビングの決定要因
8. 福島真理子(東大)コウノトリが生息地として利用する景観の評価:谷戸地形と沖積平野の比較
9. 水村春香(東大) 希少種アカモズの環境選択と繁殖特性:モズとの比較と保全に向けて
10. 八嶋桜子(東大) 里山・里海における生物多様性と生態系サービスの関係
11. 山本彩華 (首都大) 潮干狩り客の収穫と満足度からみるアサリの資源管理
12. 西村双葉(東京海洋大) クロミンククジラと北西太平洋産ミンククジラの頭骨および摂餌器官における形態学的比較分析

休憩(15:00~15:10)

セッション3(15:10~17:30)
13. 大塚宏樹 (東大) 武器甲虫オオツノコクヌストモドキの性的二型の制御機構におけるCARM1の機能解析
14. 阿部達生 (東大) 筒巣を装飾するトビケラにおけるアクセサリーの機能とコスト
15. 出戸秀典 (東大) 人為攪乱とアリ共生が駆動するミヤマシジミのメタ個体群動態
16. 樽澤優芽子 (Univ. of Tübingen) 最終氷期前後の南ドイツにおけるキツネの個体群動態
17. 川井友裕 (東大) 日本の高山性シオガマギク属植物の系統地理学的研究
18. 栃原行人 (東大) シロヒナノチャワンタケ科菌類の3属の分類学的再検討
19. 菅野厚志 (北大)北海道と西日本のツツジ属2種の東北アジア大陸産近縁種を介した種複合体形成と南北2ルートによる日本への起源

休憩(17:30~17:40)

特別講演 (17:40~18:20)
可知直樹 教授 (首都大)小笠原のフィールド研究と研究者の社会的責任

口頭発表 表彰式(18:20~18:30)
懇親会(18:45~)
ポスター発表コアタイム(19:15~20:15)
ポスター発表 表彰式(20:30)

ポスター発表 演題
1. 長谷川慎平 (信州大) 日本におけるイワオウギ―根粒菌共生系の系統地理学的解析
2. 丸野健太 (茨木大) 大気中オゾン濃度がダイズとツルマメに与える影響:作物種と野生種のどちらがオゾンに強いのか
3. 山本青 (東大) 他個体に左右されるオオミズナギドリの採餌行動
4. 宮山大 (東大) 三陸沿岸域のウミガメ類における休息行動
5. 藤近敬子 (首都大)オウトウショウジョウバエ(Drosophila suzukii)の卵巣休眠
6. 西脇花恵 (首都大) 首都大学東京の松木日向緑地におけるコナラおよびシラカシ実生の動態と地形の影響
7. 対馬早紀 (東大) カゲロウ幼虫の隠蔽色 ~かくれんぼ王者は川底そっくり??~
8. 佐藤愛莉 (首都大)オウトウショウジョウバエの産卵基質選択に関わる要因の解明
9. 志賀弘貴 (東邦大) ナガミヒナゲシ(Papaver dubium)の分布拡大に影響を与える要因の解明
10. 北谷周也 (東邦大) 浅間山湯の平におけるニホンジカによる植生影響の評価と画像解析による簡便な植生モニタリング法の検討